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西池袋に「カレーは飲み物。」が店名のカレー店-開店初日から行列

「カレーは飲み物。」店頭

「カレーは飲み物。」店頭

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 西池袋に11月5日、カレー店「カレーは飲み物。」(豊島区池袋2)がオープンした。西池袋の「なぜ 蕎麦(そば)にラー油を入れるのか。」の看板で知られるつけそば店「池袋 壬生」を経営する「そ組」(池袋2)が出店した。

「黒い肉カレー(大)」(790円)。トッピングはフライドオニオン、パクチー、味付け卵

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 「西池袋のカレー屋というと安さ重視のチェーン店か、おいしくても千円以上するカレー屋しかない印象。そんな西池袋で千円以上のクオリティーなのにリーズナブルで量が多いカレー屋をやりたいと思い出店を決めた」と同店の壬生さん。

 店舗面積は約27平方メートルで、席数はカウンターのみの9席。店名はウガンダ・トラさんの名言「カレーライスは飲み物」から。壬生さんも「1分あれば500グラムの大盛りカレーを完食できる。カレーは飲み物」と言い、「お客さまにもごくごく飲んでもらいたい」という。

 メニューは「黒い肉カレー」と「赤い鶏カレー」(以上790円)の2種類。ライスの量は小(200グラム)、中(300グラム)、大(500グラム)全て同一料金。カレー作りでは「毎日食べても飽きないようなカレー」を心掛けたという。

 「黒い肉カレー」」は、「ホテルで提供しているような欧風カレー。量産ではなくしっかりと作りこんだ味をコンセプトに、辛くなくこってりでコクがあるカレーにした」という。コクを出す乳製品にこだわり、マスカルポーネチーズも使う。

 「赤い鶏カレー」は「インド風のさっぱり」の辛口のカレー。オニオンスープのように真っ黒になるまで炒めたオニオンを大量にカレーに入れ「辛口ではあるが、ソテードオニオンの甘さとビターさが出ているカレーにした」という。

 カレーには無料トッピングを用意。味付け卵、らっきょう、福神漬け、ポテトサラダ、スライスアーモンド、パクチー、ツナマヨネーズ、コーンマヨネーズ、バジル、フライドオニオンの中から3種類を選べる。具にはつけそば屋の「かえし」を使ってゆでた大根を入れる。

 オープン初日から行列が絶えない状況だという同店。「奇抜な店名なので話題になっているが、しっかり作り込んだカレーを提供している。ぜひ味わっていただきたい」と壬生さん。今後は、カレーうどんやドライタコカレーライスなどの新メニューも考えており、「カレーつながりの新しい料理を提供していければ」とも。

 営業時間は11時からカレーが無くなるまで。

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