※3月18日、イベントを中止をすることが決定しました。
雑司が谷の鬼子母神(豊島区雑司が谷3)で3月20日、「雑司が谷手創り市」が予定通り開催される。
運営する「手創り市事務局」は、雑司が谷の鬼子母神の雰囲気が好きで、住む場所も仕事も異なる人たちの集まり。同事務局による選考を通過した手作り作家自身が出店・販売する同市。販売するのは雑貨や洋服、バッグや小物などさまざま。東日本大震災の影響で15店ほどのキャンセルがあったが、当日は125店ほどの出店が予定されている。
開催を決断した理由について、事務局の名倉さんは「今回の震災や原発の状況を考えれば自粛することも当然頭の中にある。こうした時こそ開催しよう、というほど傲慢(ごうまん)にはなれないが、鬼子母神で既に義援金活動をしており、手創り市でも義援金の協力を呼びかけ復興支援の一助となれれば」と話す。設置する義援金箱は、会場となる鬼子母神本殿受付に既に設置してあるもので統一するという。
開催時間は9時~16時。天候や状況により中止となる場合もある。開催の可否については、当日5時30分ごろ、ホームページで発表する。同時開催予定の「鬼子母神通り みちくさ市」は地域の避難場所を会場の一部としていることから、中止が決まっている。