東武百貨店池袋店(豊島区西池袋1)に9月1日「ラオックス」が新規オープンし、同16日には「ユニクロ」がリニューアルオープンする。
2005年から始まった同百貨店の大規模改装は経営状況の大きな変化に伴い2009年から休止していたが、今年3月から、さらなる顧客対応力強化と競争力強化のため大規模改装を再開している。
「集客力あるテナントを導入することで入店客数のアップを期待している」と東武百貨店広報の西口さん。「建物内で購入できるアイテムを充実させる事で利便性が向上し、現在ご来客いただいているお客さまの買い上げ率も上がると見ている」と活性化に期待を寄せる。
ラオックスは昨年11月に銀座松坂屋に店をオープンしており、百貨店進出は2店目。池袋という立地は海外からの観光客や豊島区に多く住む在日中国人の集客が見込まれ、英語・中国語に対応できるスタッフを配置する。店舗規模は約107坪。
ユニクロは7階から9~10階の2フロアに移転。店舗面積は約1000坪で、これまでの2倍以上になり、世田谷・千歳台店を越えて都内最大の規模になる。品ぞろえ、設計、内装など全て一新し、広い店内を利用しさまざまな試みを実施。キッズ&ベビーコーナもを新設しフルラインとなる。