立教大学池袋キャンパスに大型図書館-学習形態の変化に対応

中央図書館イメージ図

中央図書館イメージ図

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 立教大学は池袋キャンパス(豊島区西池袋3)に2012年秋、中央図書館を開館する。収蔵冊集200万冊、閲覧席数1500席の大型図書館となる。

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 新設される中央図書館は図書館本館、人文科学系図書館、社会科学系図書館、自然科学系図書館の4つに分散していた図書館を1つに統合し、利便性と効率性の向上を図る。延べ床面積は1万2131平方メートル、4つに分散した図書館の面積の合計の約1.3倍の大きさになる。

 地下2階地上から地上3階までの5つのフロアがあり、地下2階には自動書庫の格納スペースを用意し(最大100万冊を収容可能)、各階の出納ステーションで本を取り出すことができる。本の注文から取り出せるまでの時間は3分程度。

 近年の学習形態の変化として挙げられる「個別学習からグループ学習」や、パソコンやAV機器を駆使した学習方法の革新への対応に力を入れている同図書館。中央図書館エントランス部には「ラーニングコア(仮称)」というグループ学習をしやすい空間を設ける。

 また「長時間にわたって図書館に滞在する利用者が快適に過ごせることの環境を整える」をコンセプトにする同図書館では、リフレッシュルームや屋上庭園も設置する。

 立教大学生以外の利用では閲覧協定や単位互換制度などの協定校の12大学の学生が利用できる。一般への開放は予定されていない。

 新図書館について、「立教大学の教育、研究活動を促進するための拠点となることを願います」と広報課のコメント。

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