池袋駅西口近くに本社を置く養老乃瀧(豊島区西池袋1)は10月19日から、セガ(大田区)が開発したトイレで遊べるエンターテインメント電子POP「トイレッツ」をグループチェーン40店舗に設置し始めた。
トイレッツは男性用トイレに液晶モニターとセンサーを設置し、モニター上でゲームなどが遊べる電子POP。メニュー情報やイベント、キャンペーン情報なども流す。システムの構造上、小便器内に「的」シールを貼り、的を狙うよう誘導しているため、トイレを衛生的に保つ効果にも期待できるという。
テスト設置でプレイできるゲームは、画面上の小便小僧の「ション太くん」と尿量を測定する「溜めろ!小便小僧」、前に利用した人のデータと尿の勢いを競い画面上で押し相撲を繰り広げる「ぶっかけバトル!鼻から牛乳」などを用意する。
ゲームは基本無料だが、10円を支払えばランキングに挑戦でき、「鼻から牛乳 番長バトル!」では尿の勢いバトルによりトイレの番長を決め、「溜めろ!小便小僧デラックス」では排泄量によって画面上でリアルタイムに順位が上がっていく。
「お客さまの反応はとてもいい。団体で来てすぐにトイレに向かうお客さまもいらっしゃる」と養老乃瀧企画部長の長島さん。
セガは11月21日から本格導入を予定しており、尿で画面上に風を起こす「ドキッ!暴風警報発令」や、尿で本音がわかる「尿内チェッカー」、尿でパネルがめくれクイズで情報を伝える「パネルクイズ超ニョ~力」などのゲームコンテンツも用意している。
池袋での設置店は「養老乃瀧」池袋南口店、「一軒め酒場」池袋南口店・北口店。10月28日には「だんまや水産」池袋南口店にも設置予定。