
イベント「Let's make PLAY-WORK our CULTURE!~こどものまちをつくろう」が3月27日、ターナーギャラリー(豊島区南長崎6)と南長崎はらっぱ公園(同)で始まる。
小学1年生から中学3年生を対象に、子どもたちだけで仕事とまちづくりを体験する同イベント。開催日は3月27日・28日・29日、4月1日・2日・4日・5日。3月26日は親子で参加できるプレイベントを行う。
参加する子どもたちは、まず「ハローワーク」で仕事を探すところからスタートする。大工、木工、革、アート、ニュース作成、銀行員、議員などの仕事をし、得た給料は銀行で税金を天引きされてから受け取り、買い物や遊びに使うことができる。
新しい仕事を作る「起業」もでき、自分のアイデアで新しい商品を開発したり、売れるように工夫したり、お金持ちになる夢をかなえたり、子どもたちのアイデアで、イベントの7 日間中に「まち」を発展させていく。
会場は「子どもたちだけの空間」として運営し、安全管理は「精霊」と呼ばれるスタッフが担当。子どもたちが自主性と責任感をもって行動するよう工夫する。
今回のイベントの特別企画として、「新聞紙×ガムテープアーティスト」の関口光太郎さんを招き、全長6メートル超えの恐竜を製作する「四次元きょうりゅう工場」を設置する。
同イベント実行委員会代表のさかたともえさんは「自由に商品を作り、それを売って給料をもらって買い物をしたり遊んだりできる。仕事は約30種類あり、大きな建物を建てる『大工』、みんなに給料を渡す『銀行』、男の子に人気の『武器屋』、女の子が好きな『ファッション工房』などがある。お店同士で協力して新しい商品を作ったり、自分のひらめきで仕事をどんどん発展させたりする。大人が『こうしなさい』とは言わない。子どもたちが自由に考え、行動することで、まちをどんどんにぎやかにしていく。宿題のない春休みに大人みたいに仕事をしてみては」と呼びかける。
開催時間は11時~16時。参加費は1日1,000円。