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西武鉄道、池袋-秩父間で「メードトレイン」運行-車内をメード喫茶に

レッドアロークラシックとメードの撮影会

レッドアロークラシックとメードの撮影会

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 西武鉄道は1月14日、西武池袋駅-西武秩父駅間で「メードトレイン」を運行した。特急電車「レッドアロークラシック」をメード喫茶に見立てて行う同イベント。2回目となる今回は126人が参加した。

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 普段、秋葉原などのメード喫茶で働くメード5人が「お帰りなさいませご主人さま、お嬢さま」と乗客を迎え、9時25分に西武池袋駅を出発。乗客は、メードのファンや鉄道オタク、コスプレーヤー、アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」(以下、あの花)のファンなどさまざま。

 車内ではウエルカムドリンクをサービスしたほか、パン・鉄道グッズなどを車内販売。乗客は写真撮影やメードとの会話などで盛り上がった。

 11時14分、西武秩父駅に到着。駅では「レッドアロークラシック」とメードの撮影会が行われ、その後は秩父仲見世広場でビンゴ大会、トークショー、コスプレコンテストが行われた。

 「あの花」の聖地として知られる秩父。西武秩父駅では「あの花」のコスプレ姿の人が出迎えたほか、同アニメなどの「痛車・痛バイク(アニメのデコレーションを施した車・バイク)」計11台を展示。中には、出発時間まで「あの花」の聖地巡礼に出掛ける参加者もいた。

 ポスターやグッズ販売など「あの花」で秩父をPRする同駅。秩父観光情報館の職員は「昨年夏ぐらいから『あの花』関連で若い人がたくさん来るようになった。今まであまり見かけなかった若者の観光客がたくさん来てくれてうれしい」と話す。

 復路は14時31分、西武秩父駅を出発。帰りの車内ではクイズ大会やインスタントカメラによるメードとの撮影(3ショット=500円)が行われた。池袋駅には16時32分到着、最後はメードがあいさつを行い、「行ってらっしゃいませ」と乗客を見送った。

 最後に目に涙を浮かべながらあいさつしたメードのしろさん。「メードとして至らない点ばかりだったが、ご主人さまたちがみんなとても優しかったので、最後いろいろな気持ちがこみ上げた」と振り返る。「ご主人さまたちと過ごせてとても楽しかった。次回のメードトレインでお会いできるのを楽しみにしている」と最後は笑顔で話していた。

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