東池袋の喫茶店の看板猫「ちょこ」が人気に-野良猫から招き猫に

店主の高沖さんに抱えられている「ちょこ」

店主の高沖さんに抱えられている「ちょこ」

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 池袋東口の乙女ロードエリアにある喫茶店「スモーカーズカフェ さばとら」(豊島区東池袋3)に看板猫「ちょこ」が登場して3カ月が過ぎた。ちょこ目当ての来店客も増えており「とても人気」だという。

店の入り口で客を待つちょこ

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 今年7月中旬、店の向かいのビル外階段で野良猫の母親のもと6匹兄弟で生まれたちょこ。母親が1歳ぐらいの若さだったことから、「未熟な母親が産んだ子猫にありがちな虚弱児だった」という。

 階段から何度か落下したりしながらも育っていたが、母親からミルクがもらえなく生後1カ月ぐらいには衰弱して死にそうになっていた。見かねた店主の高沖さんが保護し、そのまま看板猫として店で働くことになった。他の兄弟は2匹が死に、2匹が保護され、それ以外は不明。母親は捕獲し、避妊処理を済ませたという。

 保護した時には212グラムで未熟児の大きさであったが現在体重は1.6キログラムになり「順調に育っている」という。店の入口付近に設置されたベッドを定位置に店で1日を過ごし、夜には高沖さんの自宅に帰る。高沖さん宅にはちょこ以外に5匹の猫がいるという。

 ちょこが働き始めてから来店客が増えており、「招き猫の役割を大きく果たしている」と高沖さん。ファンも獲得し「ちょこ目当ての来店客も多い」という。周辺の店で働く人が休み時間に会いに来たり、乙女ロードに買い物に来た人の来店も多い。

 人懐っこい性格から抱っこされるのも嫌がらず好奇心旺盛でもあるので、「多くのお客さまに遊んでもらっている」という。「『足フェチ』なので執拗(しつよう)に足をクンクンしてくるかもしれないが気にしないで」とも。

 営業時間は11時~20時。日曜・祝日定休(営業している場合もあり、ブログで確認できる)。

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