札幌・小樽に3店舗を構えるラーメン店「小樽あっぱれ亭」が9月7日、東武百貨店(豊島区西池袋1)12階レストラン街スパイスに期間限定でオープンした。
店舗面積は約20坪。席数はテーブルとカウンターで30席。九州風豚骨スープと札幌風のたれをブレンドしたスープとやや太めのちぢれ麺が特徴。北海道外に店を構えるのは初めて。
メニューは「金ごま」、東武オリジナルで限定1日10食の「北の大地」(以上945円)、「白みそ」「しょうゆ」「塩」(以上840円)を用意。
「金ごま」の開発は10年ほど前。店主の清水正己さんが「しょうゆ・塩・みそ」に次ぐ新しい味のラーメンを作りたいと、健康に良いと言われているゴマを使ったラーメンを考案した。同ラーメンを提供するのは札幌店と北見店のみ。東武オリジナルで限定の「北の大地」ではすべて北海道産の野菜を使う。玉ネギ、キャベツ、インカのめざめ(ジャガイモ)、ニンジン、ぺクロス、カリフラワー、ブロッコリー、コーンなどを使い、チーズと合わせた。
そのほか、「あっぱれ亭自家製いくら丼」(680円)、「生ラムジンギスカン丼」(650円)、「根室直送さんまのまんま」、(680円)、「長万部名物かに飯」(700円)をサイドメニューに用意。ドリンクは「サッポロクラシックビール」「国稀・北の勝・熊ころり」(以上420円)、「コアップガラナ」「りんごのほっぺ」「カツゲン」(260円)などを取りそろえる。
清水さんは「自分が生み出した新しい味のラーメンを激戦区の池袋で勝負する。(お客さまに)ぜひ楽しんでほしい。『あっぱれ』と言っていただけるよう頑張りたい」と意気込みをみせ、東武広報の小川さんは「行列ができる、現地で話題の味を東武のお客さまにも知っていただきたい」と話す。
営業時間は11時~22時。出店は1年間を予定。