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目白・椿山荘のホタル、今年初の飛翔確認-宿泊プラン・ディナープランも

椿山荘のホタルは自社施設で卵、幼虫から育てる

椿山荘のホタルは自社施設で卵、幼虫から育てる

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 ホテル椿山荘東京(文京区関口2)庭園で5月17日、今年初めてホタルの飛翔が観測された。運営する藤田観光(同)は毎年、ゲンジボタル、ヘイケボタルの幼虫を庭園に放流しており、飛翔のピークは6月初旬~中旬になる見込み。同ホテルでは飛翔に合わせ「ほたるの夕べ」を開催し、期間限定の宿泊プラン、ディナープランなどを用意する。

プラザ棟地下に開設する「ほたる支配人の駄菓子屋」とスタッフの大学生

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 「ほたるの夕べ」は集団就職で上京した人々や戦争孤児たちに故郷を忘れず、また激励したいという思いから、1954(昭和29)年に始まったもの。椿山荘には秩父山系の地下水が湧いており、庭園内を流れる沢周辺で毎年、地元小学生を招きホタル幼虫の放流式を行っている。ホタルの卵、幼虫は同社施設で飼育したもので、施設管理課がホタルの生息する自然と同じ環境づくりを手掛ける。

 ホタルが飛翔する時期について、同社はこれまで「500度説」を踏まえた観測を行ってきた。「500度説」は、ホタルの幼虫は桜が散ってから最初の雨が降った夜に水中から地上にすみかを移すといわれていることから、地上に出てから翌日以降、1日の平均気温累計が500度になったころにホタルの羽化が始まるというもの。ここ数年は500度説通りに、5月中旬の初飛翔が確認されている。今年は桜の開花が早かったため500度説よりは遅かったが、「ほたるの夕べ」スタート直前の、例年並みの初飛翔となった。ゲンジボタルは6月ごろまで、ヘイケボタルは7月ごろまで鑑賞できると予測している。

 5月18日からは「ほたるの夕べ」に関連したディナープラン、宿泊プランなどを提供。「ほたるの夕べディナーブッフェ」(大人8,800円)では「特選牛サーロインのローストビーフ」などシェフによるライブクッキングを行い、宿泊プラン「ほたるステイプラン」は同ディナーを組み込むほか、スイートルーム予約客(13万8,600円~、東京都宿泊税別)限定で23時~23時30分まで庭園を特別開放する。施設内にある他のレストランでも関連メニューを用意。プラザ棟地下1階では「ほたる支配人の駄菓子屋」を18時~21時に開き、子どもも参加できるゲームなどのイベントも開く。

 「(ホタルが鑑賞できる自然環境は)他にはないシチュエーションで、家族、恋人はもちろん、接待で利用するお客さまもいらっしゃる」と同社営業企画課チーフマネージャーの北川さん。

 ディナープラン、宿泊プランなどは7月21日まで行う。

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