池袋西口公園で6月16日、コスプレーヤーの日本代表を決めるイベント「世界コスプレサミット 日本代表選考会」が行われる。運営はミネルバ(豊島区)。
世界コスプレサミットは、日本のアニメや漫画の文化から生まれたコスプレを楽しむ世界中のコスプレーヤーが、新しい国際交流を図るために2003年名古屋で始まった。アニメや漫画のキャラクターに扮(ふん)し「衣装」「パフォーマンス(演技・演出・アクション)」「原作へのリスペクト(忠実度)」の3項目を競い、世界一のコスプレーヤーを決める。同イベントでは日本代表を決定する。
「写真を撮ること」「交流すること」がメーンのコスプレを、同イベントでは「動くこと」(パフォーマンス)を中心に、作品の世界観を「表現すること」に重きを置いて展開する。
出場チームは地方予選を勝ち抜いてきた「桜星」「Noir」「沙久」「PAT025」「流光」の5チーム。各チームが2人1組、2分30秒の持ち時間でパフォーマンスを競う。
審査員は世界コスプレサミット日本代表選考会オーガナイザーの柴田昭さん、前年度世界チャンピオンチーム「士魂」の2人、声優の杉田智和さん、コスプレSNS「Cure」管理人の乾たつみさん、同「コスプレイヤーズアーカイブ」代表吉田創さん、アニメイトの池ノ谷賢さん。
同社の柴田さんは「コスプレの素晴らしいところはコミュニティーツールとして成立していること。同じ作品が好きなことが衣装を見ればすぐ分かる。話し掛ける、友達になる、新しい輪を生む『きっかけ』がコスプレにはある」と話す。「ぜひステージ上のコスプレーヤーだけではなく、観客席にいるコスプレーヤーもご覧ください。交流に応えてくれる方もいるはず」とも。
開催時間は15時から。入場無料。