池袋経済新聞の2013年上半期のヘッドラインニュースPV（ページビュー）ランキングは「南池袋に洋書古書店カフェ－現代ロンドンをイメージ」が1位に輝いた。

　南池袋の洋書古書店カフェ「ToBiRa（トビラ） Cafe」のオープンを伝えた同記事。現代ロンドンのリビングをイメージした店内には新刊も含めて現在約300冊の洋書が自由に閲覧できるよう用意されており、1冊400円から購入することもできるのが特徴。「洋書古書×カフェ」という新しい組み合わせに注目が集まった。

　ランキングは、今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り。（カッコ内は掲載日）

1. 南池袋に洋書古書店カフェ－現代ロンドンをイメージ（5月22日）
2. 池袋駅に「ランチパックcafe」－ご当地限定商品販売やトーストサービスも（2月25日）
3. 池袋西口公園で日本・台湾文化交流イベント－台湾グルメの屋台なども（4月1日）
4. サンシャイン60展望台で「勇者ヨシヒコ展」－ドラマで使った「魔物」公開も（2月27日）
5. 池袋西口公園で復興支援「カキフェスタ」－焼きカキ・カキ汁の試食も（1月16日）

6. 西武池袋でご当地グルメ物産展「全国味の逸品会」－「551蓬莱」の豚まんも（4月19日）
7. 池袋東武にチーズケーキ店「チーズガーデン」－都内3店舗目、グローサリー類も（1月13日）
8. 椿山荘でスイーツイベント－有名店スイーツ50種とお酒の組み合わせ提案（4月12日）
9. 西池袋のナポリピザ店でワインイベント－時間無制限・飲み放題に（2月18日）
10. ホテルメトロポリタン「Suicaのペンギンルーム」、好評で期間延長へ（3月8日）

　トップテンの半数をグルメ関連イベントが占めた。台湾グルメのイベントや、旬のカキが食べられる「カキフェスタ」、有名店スイーツとお酒の組み合わせを楽しめるイベントなど、多くの読者がSNSなどで情報を共有し合い、結果多くのPVにつながった。

　2位には、ご当地限定商品など常時30～35個程度のランチパックを用意する「ランチパックカフェ」、7位には那須塩原を中心に展開し「独自の素材と製法」で作り上げたチーズケーキを販売する「チーズガーデン」など、それぞれ個性がある店がランクインした。

　ターミナル駅である池袋は飲食店のオープンやグルメイベントなどが多いのが特徴。こだわりの酒をラインアップする飲食店やイベントに注目が集まりやすく、夏に向けてオープンが続くビアガーデンも今後話題になりそうだ。飲食店以外にも「芸術の街」「オタクの街」などさまざまな顔を持つ広域池袋圏の旬の話題を、下半期もいち早く伝えていきたい。