池袋に6月14日、馬焼き肉を専門にした「東京馬焼肉 三馬力(さんばりき)」(豊島区池袋2、TEL 03-5957-2929)がオープンした。
店舗面積66平方メートル、席数40席。「串カツ田中 蒲田店」などをフランチャイジーとして手掛ける「OICY(オイシー)」(大阪市西区南堀江1)初のオリジナルブランド。社長の兼子栄治さんが熊本で「千興(センコウ)ファーム」の馬肉と出合い、長く食べ続けているうちにその魅力を広く伝えたいと思うようになったという。
焼き肉のメニューは「馬焼肉5点盛り合わせ」(1人前1,480円、2人前~)、「カクマク(馬のハラミ)」(980円)、「ヒモ(馬肉の中落ち)」(880円)、「馬ソーセージ」(380円)など。馬肉はたんぱく質が多く焼くと硬くなりがちなため、遠赤外線効果のある特別な焼き器を使用し、その熱を計算した肉厚にカットしている。
馬刺しは「極上馬刺5点盛り合わせ」(1人前840円、2人前~)、「ユッケ」(680円)、「バラ」(980円)などを用意。「熊本には食用として馬を育てる文化があり、臭みがなくしっかりとサシの入った質の高い馬肉を生産できるので、ニンニクを使わなくても匂いが気にならない」と同社広報担当者。「生レバー」(700円)は希少部位で、仕入れが週に300グラムに満たないこともあるという。
サイドメニューは「馬肉のから揚げ」(550円)、「馬スジポン」(550円)などの一品料理、「三馬力サラダ(ニンジンとパクチーのサラダ)」(600円)などのサラダ、ミニラーメン、ミニクッパなど。緑、赤、黄色と3色ある「健康野菜サワー」(各680円)はヨーグルトをベースにし、緑黄色野菜をジューサーにかけて作る。
「馬肉は高たんぱく、低カロリーで栄養バランスに優れ、疲労回復や美容効果も高い。鉄分も多く、女性にもおすすめ。焼き肉、刺し身、さまざまな食べ方で馬肉の魅力を体験してほしい」と担当者。
営業時間17時~翌日3時。