東京メトロ池袋駅構内の「Esola(エソラ)池袋」地下1階に7月12日、ルームシューズ専門店「Skips!(スキップス)」(TEL 03-6907-1041)がオープンした。
店舗面積は63平方メートル。家具・インテリアを販売する「リビングハウス」(大阪市西区南堀江2)が、「ルームシューズもインテリアを彩る一つのアイテム」と捉えて開いた。世界各国からインテリア雑貨を買い付けている専任のバイヤーが探してきたものなど約300種類のルームシューズをそろえる。
価格は1,500円からで、2,100円~2,800円が中心。部屋の中で履く「おしゃれシューズ」のほか、学校や旅行先などで履くポータブルのものなど幅広くそろえている。「お気に入りの服を着た時のようなワクワク感を楽しんでいただけたら」と同社広報の伊藤さん。
来客用のスリッパとして1度に4~5足を買っていく人も多いという。「全然違う柄のものをミックスしてかごに入れ、玄関に置いて『好きなものをどうぞ』みたいな感じで楽しむ方もいらっしゃる」とも。
生地やブランドにこだわった高価格のルームシューズも用意する。浅草の職人が作ったバブーシュ(かかとをつぶした履物=1万500円)、イギリスの女の子がポーチに入れて持ち歩き、ヒールに疲れた時に履くというロンドンのブランド「Cocorose London(ココローズロンドン)」(1万6,800円)など。デザイナー深澤直人さんと山梨の和紙メーカーが作ったスリッパ(4,935円)は軽くて水にも強く長く使い続けられるという。
今後、オーダーメード製品の受注、転倒防止など高齢者向けの商品、美容・運動効果のある「機能性ルームシューズ」などの展開を検討している。
営業時間は10時30分~21時30分。