東池袋の新文芸坐(豊島区東池袋1、TEL 03-3971-9422)で7月28日から、俳優・三國連太郎さんの追悼上映「渾身の役者魂 名優・三國連太郎を偲(しの)ぶ」が行われる。
同イベントは、今年4月に90歳で他界した俳優・三國連太郎さんを偲ぶために企画。生涯出演した180本を超す作品の中から、三國さんの芸名のきっかけにもなったデビュー作「善魔」をはじめ、内田吐夢さん、山本薩夫さん、今井正さん、今村昌平さんら名匠たちと組んだ代表作ともいえる26作品を上映する。
上映する作品は「飢餓海峡」「無法松の一生」「神々の深き欲望」「美味しんぼ」「釣りバカ日誌スペシャル」など。三國さんファンをはじめ、「昔の作品を劇場で見たことのない人」をターゲットに、1日2本立てで上映する。今月28日、8月2日は1本のみ。
28日には三國さんの長男で俳優の佐藤浩市さん、29日には歌手で俳優の柳澤愼一さんを迎えトークショーも行う。
同館の花俟さんは「独特の演技アプローチで育まれた、唯一無二の圧倒的な存在感をぜひ劇場の大画面で味わっていただければ」と話す。
当日=1,300円、友の会・シニア=1,000円、ラスト1本=800円。前売り券の販売はない。8月10日まで。上映時間など詳しくはホームページで確認できる。