雑司が谷の鬼子母神と大鳥神社(豊島区雑司が谷3)で10月6日、作家のハンドメード品を販売するイベント「手創り市」が開催される。
鬼子母神と大鳥神社の2会場で毎月第3日曜を基本に開かれる同イベント。今回で84回目、8年目の開催となる。運営する「手創り市事務局」の名倉さんは「手創り市はハンドメード作品の売り買いだけが先行される市場ではない。作り手の『思い』と、手仕事の作品に興味を持ち『敬意』を持った人が集まることで初めて市として成り立つ場」と話す。
出店数は、鬼子母神=160ブース、大鳥神社=40ブース。陶磁・ガラス・木工・金工などの工芸品、本・紙細工などのクラフト作品、雑貨・アクセサリー・布小物などのアパレル品などを扱う。今回は季節柄、織物・ニット・フェルトなど温かみのある作品が数多く並ぶという。フード関連の出店も22ブースあり、移動販売車1台も登場する。
名倉さんは「手仕事の良さを伝えられること、作品を介して作り手と来場者がつながれることが手創り市の良さ。8年目を迎えた今、これからも雑司ヶ谷の地で継続していくことが何よりものテーマ」と話す。
開催時間は9時~16時。雨天中止(開催については当日朝5時30分までにホームページで発表)。