南池袋に12月4日、福岡発のラーメン店「元祖めんたい煮込みつけ麺」(豊島区南池袋1)がオープンした。経営は「元祖博多めんたい重」(福岡市中央区)。
福岡のめんたいこ料理専門料亭「元祖博多めんたい重」のメニューとして2012年夏に誕生したつけ麺を専門に扱う初の業態。カキやホタテなどのうま味成分を染み込ませためんたいこと10種類以上の野菜を一緒に煮込み「濃厚ながら上品な味わいに仕上げた」という「濃厚つけだれ」に、もちもちとした太麺を絡めたつけ麺で、価格は1,280円(麺100~300グラムまで同価格)。
店舗面積は約242平方メートル、席数は61席。店内のテーブルには杉の木材を使い「温かみのある和の空間づくりにこだわった」という。東京初進出の場所として池袋を選んだ理由について同社広報の野崎さんは、「つけ麺発祥の地である池袋で新感覚のつけ麺を味わっていただきたいと思った」と話す。
同店の看板メニューとして「小めんたい重」(980円)も用意。のりを敷いた白米の上に自家製「昆布巻きめんたいこ」をのせ、うな重のように甘辛いたれをかけて食べるメニューとなっている。そのほか、土産用メニューとして「元祖博多めんたい重1食セット」(700円)、「めんたい重のたれ」(680円)も販売する。
「今まで福岡でしか味わうことができなかった『めんたい煮込みつけ麺』が、池袋に初上陸した。もちもちの太麺につぶつぶのめんたいこが絡み、はじけるように広がるうま味をぜひお楽しみいただきたい」と野崎さん。
24時間営業。