西武池袋本店(豊島区南池袋1-28-1)食品館地下1階に1月17日、「キットカット」のブランドショップ「キットカット ショコラトリー」(TEL 03-5949-2026)がオープンした。運営は「ティー・ケー・ジー」(世田谷区)で、店舗面積は約50平方メートル。
キットカットを展開する70以上の国や地域で初となる同ショップ。「ル パティシエ タカギ」オーナーシェフの高木康政さんが全面監修した「従来のキットカットとは差別化された」商品を並べる。
現在は3種類をラインアップし、全て同店限定。酸味のあるカカオ分66%のクーベルチュールを使い手作業で仕上げた「サブリム ビター」(1本315円)、ホワイトチョコレートに抹茶ペースト、ウエハースのクリームに桜葉エキスパウダーを練り込んだ「サクラグリーンティ」(4枚420円)、「最後にピリッとした驚きがある」という「チリ」(同420円)を販売する。
キットカットの開発はウエハースを使い、台形にすることが前提条件となる。高木シェフは「制限のある中で表現していくのは面白いし、やりがいもある。(職人ではなく工場で作るので)できないこともあるが、たくさん作ることができるので多くのお客さまに喜んでいただける。今回こだわりの商品を世に出せてうれしい」と話す。
1935年イギリスで誕生したキットカットは、約50年後に日本でも製造を開始、これまでに100種類以上を発売してきた。同店でも「徐々にアイテムを増やしていきたい」(高木シェフ)といい、今後もショップ限定品、季節限定品などが登場する予定。
営業時間は10時~21時(日曜・祝日は20時まで)。