大塚にスープカレー「ばぐばぐ」(豊島区南大塚3、TEL 03-5927-8689)がオープンして1カ月がたった。
札幌・すすきのを中心に展開し、都内では原宿に続く2店舗目となる。スープカレーについて、札幌出身の店主・水上圭一さんは「カレーというより、野菜と一緒に(スープの)カレーを食べるというイメージ」と話す。北海道のおいしい野菜を食べてもらいたいと、イモやカボチャをはじめ極力北海道産の野菜を使う。
スープカレーが初めての人に同店が薦めるのは、オーソドックスな「チキンカリー」(1,050円)。素揚げしたジャガイモ、カボチャ、ニンジン、ナスなどがチキンや卵と一緒に入る。ほかに「ラムひき肉 きのこカリー」「モツ煮込みカリー」(以上1,050円)、「豚の角煮カリー」(1,100円)など。
同店のスープカレーのスープは、鶏ガラ、牛骨、豚骨とたっぷりの野菜でとったスープやスパイス21種類を使ったチキンスープ、タマネギ・トマト・果物を約3時間炒めたものを合わせて作る。それをさらに煮込んだ後、2日間冷凍して寝かせ、出来上がるのがオリジナルスープ。メニューにはオリジナルスープのほか、だし汁を加えた和風スープ、ナンプラーも入れたココナツミルク・スープ(100円追加)も用意し、客は3種類から味を選ぶことができる。
「スープカレーにもさまざまな種類がある。初代のスープカレーと言えば、サラサラの汁のようなものだし、最近では豚骨ベースのところもある。何派、何派とラーメンのような感じ」と水上さん。
「普通のルーカレーは小麦粉やかたくり粉でとろみを出すが、(スープカレーでは)使わない。本当にスパイスで、ヘルシーなスープ」とも。東京のほかに大宮、名古屋などにも出店を予定しているという。
営業時間は11時30分~15時、17時30分~22時30分(ラストオーダー)。土曜は通し営業。日曜定休。