西武池袋本店(豊島区南池袋1)本館7階催事場で9月25日から、イタリア・フェスタ「Cara Italia!(カーラ イタリア)~親愛なるイタリア~」が開催される。
同店5回目となるイタリア物産展で、テーマは「食の祭典」。今回スポットを当てるのは直径3センチ、30グラムほどの小さなトマト「チリエジーノ」。イタリアでは1980年頃から支持が高まっているトマトで、小さいながら甘みがあり、加熱するとさらにうまみが増すという。
会場では5つのバール、2つのイートイン・コーナーで、チリエジーノを使った料理を提供。1946年ローマで創業のレストラン「トレスカリーニ」の「トリッパ(内臓)の煮込み」(580円)、山形の人気店「アル・ケッチァーノ」のシェフが作る「フレッシュトマトのパスタ」(1,381円)など。2010年のナポリピッツァ職人世界選手権で優勝したシェフによる紫色のチリエジーノを使ったピザ(1,296円)、生ハムなどを盛り合わせたイタリアの菓子パン・パネトーネ(1,080円)も。
和の食材を使ったパスタも登場。ポルチーニ茸、魚介、バジルの替わりに別府産の干しシイタケ、紀州の灰干しサンマ、足柄茶を使い、麺は沖縄そば。来年5月から開催されるミラノ万博への出展も予定している。
ワインは約250種類を販売。イタリア北部エミリア・ロマーニャ州を主な産地とする「ランブルスコ」も20種類ほど用意する。口当たりの良いフルーティーな天然弱発泡性ワインで、肉料理など味の濃い料理にさっぱりとして合うという。
日本の農家が生産したチリエジーノも販売。チリエジーノを使った総菜やスイーツも用意する。
開催時間は10時~21時(日曜は20時まで、最終日は16時閉場)。今月30日まで。