
池袋のサンシャインシティ(豊島区東池袋3)で11月23日、「第5回ニッポン全国ご当地 おやつランキング」が行われ、神奈川県代表「和菓子司 いづみや」(横須賀市衣笠栄町1)の「かりんとうまんじゅう『餡菓桜(あんかろう)』」がグランプリに選ばれた。
全国商工会連合会(千代田区)が11月21日~23日の会期で開催した「ニッポン全国物産展2014」の一環で行われた同グランプリ。各都道府県から厳選した47品の「ご当地おやつ」の中から、会期中受付ける来場者の投票により「日本で一番おいしいご当地おやつ」を決定する。
準グランプリは沖縄県代表「ハッピーフィールド」(豊見城市字名嘉地)の「とろ生マンゴープリン」、第3位は秋田県「畠栄菓子舗」(南秋田郡八郎潟町)の「畠栄のあんごま餅」。4位には群馬県「LE PATISSERIE HIDE(ル パティスリー ヒデ)」の「極上焼きショコラ」、5位には愛媛県「別子飴本舗」の「ポリポーリ」が選ばれた。
グランプリの「餡菓桜」は、自家製のこしあんを、サクサクとした食感の揚げたかりんとうの生地で包み込んだ和菓子。1954年(昭和29年)創業した横須賀の老舗和菓子店「いずみや」の3代目店主・三堀純一さんが2010年に考案した。三堀さんは「感無量。この賞に恥じないようこれからも頑張っていきたい」とグランプリを喜んだ。