旧高田小学校(豊島区雑司が谷2)で9月20日、文房具好きを対象にしたイベント「みちくさ市ブングテン20」が開催される。
2008年から開いている古本メーンのフリーマーケット「みちくさ市」の一環として始め、今回で20回目となる同イベント。文房具をテーマにしたワークショップや文具の展示などを行う。
「今回はシャープペンシルの展示が多い」と同イベント担当者。大正、昭和初期など戦前の日本で作られたシャープペンシルの展示や、シャーペンマニアの人たちでつくる「シャーペン同好会」が、自身のコレクションを持ち寄り、見せ合ったり交換し合ったりする企画を展開する。
毎回来場者の人気を集める企画「OKB48選抜総選挙」握手会は「特に注目」とも。OKBは「お(O)き(K)にいりのボールペン(B)」の略で、メーカーの枠を超えて選抜した黒字のボールペン48本と「握手(試し書き)」をができる。参加者は、ボールペン48種類の中からお気に入りの「推しペン」を選び投票できる。
このほか、手縫い革手帳や、鉛筆の芯と紙で作る紙巻き鉛筆作成ワークショップ、マスキングテープの測り交換、文房具の物々交換企画も行う。
担当者さんは「出展者には文房具好きの『ツワモノ』が多いが、特に文房具に詳しくないお客さまにも散歩がてらぜひ来てほしい」と呼び掛ける。
開催時間は11時~16時。雨天決行。入場無料。シャーペン同好会参加は要予約。問い合わせ方法などはホームページで確認できる。