見る・遊ぶ

池袋で「日本酒マニアック博」 二次創作など多様な切り口で日本酒の魅力発信

「日本酒マニアック博 in 東京」メインビジュアル

「日本酒マニアック博 in 東京」メインビジュアル

  • 0

  •  

 池袋・パルコミュージアム(豊島区南池袋1)で2月10日から、日本酒をカルチャーとして楽しむ展覧会「I LOVE SAKE日本酒マニアック博 in 東京」が開催される。

楳図かずおさんによるオリジナルデザインのワンカップ

[広告]

 日本酒を「遊べる素材」と捉え、日本酒の二次創作を多様な切り口で「面白い現象=カルチャー」として生み出して発信することで、日本酒の新しい魅力や価値を見つけていこうという同イベント。

 「より若い世代に日本酒の魅力を知ってもらう」「日本酒が持っているポテンシャルを引き出す」ことを目的に2015年末に大阪・梅田でスタートし、巡回展として今回、東京で初めて開催する。

 サブカルチャー視点で日本酒を掘り下げて発表する企画「Sake Pedia」では、日本酒トリビア、日本酒と文化人・日本酒と著名人のエピソード、日本酒のニッチな情報などを紹介。

 「ワンカップ」で知られる大関とのコラボレーション企画「クリエーターによるデザイン・ワンカップ」では赤塚不二夫さん、安野モヨコさん、楳図かずおさん、蛭子能収さん、しりあがり寿さん、宇野亞喜良さんなど総勢30人のクリエーターによるワンカップ作品を展示・販売予定。

 松本零士さん、美樹本晴彦さんなどの作家陣がキャラクター化した日本酒の作品と設定銘柄を展示する「日本酒キャラクター化プロジェクト『日本酒ものがたり』展」、マニアック地酒銘柄やユニークご当地カップ酒などの展示企画「踊る大マニアック銘柄展」、日本酒を「カワイイ」という切り口で紹介する「集合!全国ご当地カップ酒」なども展開。

 全国の「イケメン蔵元」のグラビア写真展「SAKE漢グラビア写真展」や、「一升瓶」と「女子」との組み合わせを写真家・藤代冥砂さんが撮り下ろしたグラビア写真展「きらめく一升瓶女子写真展」なども。

 日本酒に関わりのある人やクリエーターをゲストに迎えて開く日本酒を飲みながらのトークショーや、菊正宗酒造が2016年春に立ち上げた新ブランド「百黙」の限定試飲イベントなども予定。展示に関連する地酒銘柄の一部販売や、お酒にまつわる雑貨などを取りそろえるショップもオープンする。

 開催時間は10時~21時(2月15日は休館、最終日は18時閉場)。入場料は、一般=500円、学生=400円、小学生以下無料で、日本酒または甘酒の「ちょこっと試飲カップ」付き。3月5日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース