池袋に夜行性動物カフェ「午前2時のハリネズミさん」 活発な時間帯を再現

店内で飼育しているハリネズミ

店内で飼育しているハリネズミ

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 池袋に夜行性動物カフェ「午前2時のハリネズミさん」(豊島区池袋2)がオープンして1カ月が過ぎた。

丸まったハリネズミ

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 店内では現在、ハリネズミ18匹、フクロモモンガ、モルモット、パンダマウス、デグー、アフリカヤマネパールドワーフハムスター、ブルーサファイアハムスターを飼飼するほか、ハリネズミの販売も行っている。

 同店スタッフは「夜行性動物は深夜の2時ごろが1番活発に動く時間帯。ハリネズミなどの夜行性動物は通常の照明の下では寝ているか、丸まって出てこないことがほとんど」と話す。

 ハリネズミなどの夜行性小動物は赤い光が認識できないことから、営業中は赤い光の照明をともすことで夜だと認識させ、営業終了後は通常の照明で疑似朝昼にすることで睡眠状態になるという。

 「自然に近い元気いっぱいのハリネズミを見て触れてもらいたいという思いで造った施設であり、付けた店名。 夜行性の動物たちが元気いっぱいに動き回る姿を見ることができる」と同スタッフ。

 単独で生活する生態を持つハリネズミに合わせ、1匹につき1つのケージを用意し、回し車などの運動器具の備える。 1メートルを超えるケージで順番にハリネズミを遊ばせるなど、ストレスを最小限に抑える工夫も行っている。フクロモモンガなどは樹上で暮らすため、高さのあるケージが必要といい、自由に移動できるよう6個のケージを合体させているという。

 同スタッフは「ファミリー層からお1人さままで幅広い層が来店し、楽しんでいただいている。飼育している動物は、子どもの頃から飼っているため、人に慣れている。いろいろな動物と触れ合ってもらい楽しんでいただいている」とも。

 営業時間は11時~20時。利用料金は30分=650円。

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