海外旅行が疑似体験できるエンターテインメント施設「FIRST AIRLINES(ファーストエアラインズ)」(豊島区西池袋3)が5月から、新コンテンツ「タイムトラベル便」「北欧フィンランド-ヘルシンキ便」の提供を始める。
バーチャル・リアリティー(以下、VR)や映像・音楽サービスのほか、ファーストクラスで実際に使われていた座席、シェフがプロデュースした機内食などを組み合わせ、ニューヨーク、イタリア、フランス、ハワイなどへの海外旅行が疑似体験できる同施設。
「タイムトラベル便」は、1945年当時の米ニューヨーク「タイムズスクエア」の様子や、エンパイアステートビル建設時の景色、クメール王朝時代のアンコールワットの風景、ブダペストやトルコなど各地の時代の様子をタイムスリップしながらVRで追体験できるという。機内食は、「歴メシ!」著者で歴史料理再現プロジェクト「音食紀行」代表の遠藤雅司さんが監修し、「時代を超えた食事体験」を提供するという。
「北欧フィンランド-ヘルシンキ便」は、VR映像でフィンランドの観光名所や街並み、自然を紹介するほか、サンタクロースが住んでいるロヴァニエミへ足を伸ばしてのオーロラ鑑賞体験なども用意する。北欧の音楽と共に提供する機内食は、北欧を代表するサーモン料理や、ジビエやトナカイを使った料理などを提供する。
「タイムトラベル便」は5月上旬、「北欧フィンランド-ヘルシンキ便」はゴールデンウィークからを予定する。4月中旬からはタブレットを使った新映像体験を「全就航都市」で展開するほか、5月にはVRの画質や内容をリニューアルし、体験時間も倍近くの約20分になるという。
営業時間は、平日=17時30分~23時、土曜・日曜・祝日=12時30分~23時。料金は、ビジネスクラス=6,200円、ファーストクラス=6,600円。完全予約制。