現在改装休業中のサンシャイン国際水族館(豊島区東池袋3、TEL 03-3989-3466)は8月4日、名称を「サンシャイン水族館」に改めオープンする。
延べ床面積は7,765平方メートル。総事業費約30億円。館内は26種のテーマ展示を配置した「屋内エリア」と、7種の展示から成る「屋外エリア(マリンガーデン)」で構成する。
「天空のオアシス」をコンセプトに南国のリゾート地をイメージさせる内観で統一する同館。水族館プロデューサーの中村元さんや、飼育担当・現場に近いスタッフらが過去32年間の知識や経験を基に展示内容を決めた。オープン後1年間の来場者目標を110万人とする。
屋外エリアには、日本で初めての展示方法である「サンシャインアクアリング」と「アシカたちの砂浜」を展開。サンシャインアクアリングは、地上約2メートル30センチの高さに8メートルのドーナツ型の水槽を置き、アシカやペンギンが泳ぐ姿も見られるように工夫する。アシカたちの砂浜は、アシカ専用のビーチ。日なたぼっこをするアシカを見ることができる。
屋内エリアには、約240トンある同館最大の水槽「サンシャインラグーン」があり、海洋生物が最も多彩に生活する温暖で比較的浅い海中「ラグーン」を再現。一日数回、水槽内にダイバーが登場し、生き物たちと一緒にパフォーマンスも行う。
「リゾート感」と「都会的」の両イメージを取り入れたカフェもオープン。アルコールも扱う予定。
営業時間は、夏季(4月1日~10月31日)=10時~20時、冬季(11月1日~3月31日)=10時~18時。入場料は、大人=1,800円、子ども=900円、幼児=600円、シニア=1,500円。これまで販売していなかった水族館単体での年間パスポートも新たに販売する。価格は、大人=4,000円、子ども=2,000円、幼児=1,500円、シニア=3,000円。