パネル展「ありがとう としまえん」が現在、西武池袋本店(豊島区南池袋1)本館4階で開催されている。
8月31日で94年の歴史の幕を閉じるとしまえんは、1926(大正15)年に実業家の藤田好三郎が所有していた土地を、運動と園芸を東京市民に広く奨励するために公開したのが始まり。かつてこの土地を治めていた豊島左近太夫景村の屋敷跡にあたることから、名前もそれにちなみ「豊島園」と命名。イベントでは、画像と映像でとしまえんの歴史を振り返るミニパネル展で、アトラクション「オートスクーター」の実車も特別展示する。
「としまえんのミニ年表」や、1938(昭和13)年ごろから1940(15)年ごろの正門やプールの写真、1939(昭和14)年ごろの園内ガイドマップの写真で構成したパネル、1971(昭和46)年に導入した回転木馬「カルーセルエルドラド」、1980年代に登場した「シャトルループ」や「フライングパイレーツ」の写真、世界初の流れるプールや、その後登場した波のプール、9種類のウオータースライダーや、「ハイドロポリス」の写真も展示。
モニターでは、1961(昭和36)年~1966(41年)ごろのとしまえんの風景を8ミリフィルムで撮影した映像を流す。「としまえん夏の1日券」ペアチケットが当たる抽選会や、としまえんグッズが当たるツイッターキャンペーンも展開する。
営業時間は10時~21時(日曜・祝日は20時まで)。今月18日まで。