今年で28周年を迎えるアミューズメント施設「セガ池袋GiGO」(豊島区東池袋1)が9月20日、閉店する。
閉店は、施設の賃貸借契約が満了し、ビルのリニューアルが行われることが理由だという。閉店までの期間さまざまなイベントを展開する。
1993(平成5)年7月21日に池袋サンシャイン60階通りに「池袋GiGO」としてオープンした同施設。当初は、地下1階から7階までのゲームフロアにビデオゲーム・クレーンゲーム・メダルゲーム・体感ゲーム・プリントシール機・カラオケなどのコーナーを展開していた。
1996(平成8)年には、「サクラ大戦」専門ショップ「太正浪漫堂&Sakura Cafe」がオープン。2000(平成12)年からは、時間貸しゲームコンテンツの「net@」、対戦型ネットワークゲームコーナー「G-Link」などの専門フロアも展開した。
2013(平成25)年7月21日にリニューアルを行い、店名を現在の「セガ池袋GiGO」に変更。リニューアルでは、池袋のアミューズメント市場の特徴の1つだというアニメ・キャラクター商品への嗜好が強い女性客層に対するサービスを強化するため、プリントシール機コーナーとクレーンゲームコーナーにそれぞれコスプレフロア、乙女系・萌え系景品専門フロアを追加した。その後も、一番くじコーナー「バンプレストコラボストア」や、「セガコラボカフェ 池袋GiGO」、「セガのたい焼き 池袋店」などを展開していた。
閉店イベントは、同館との思い出写真やメッセージを、店頭や専用ページで募集し、店のツイッターや店内に掲出。客と一緒に28年間の歴史を振り返りつつ、閉店までの期間を盛り上げていくという。
8月は、「セガ池袋GiGO」限定プライズや、池袋先行プライズ を店内UFOキャッチャーに投入。限定イベントとして、8月1日~15日に「金色のコルダ スターライトオーケストラポップアップショップ セガ池袋 GiGO 会場」を実施。8月9日~31日には、「東京リベンジャーズ」のラッピング自動販売機設置やオリジナルグッズ販売を行う。
営業時間は10時~23時(7階は22時まで)。