特別展「美味(おい)しくてすごい生き物展~美食奇食珍食生物図鑑~」が3月18日、サンシャイン水族館(豊島区東池袋3)で始まる。
「食」をテーマにした特別展。「意外と知られていないあの食品に使われている生き物や、何も知らずに食べると危険な生き物、普段は食べる機会がないような珍食について、エピソードとともに、実際に生き物を展示して解説する」という。
「近年SDGsの観点からも注目されている」という昆虫食についても生物展示による解説を行い、大コオロギが1匹乗った「ジャイアントコオロギクッキー」などを販売する昆虫食自動販売機も設置する。
会場では、「インパクトが強めなあの生き物から、口にする機会は少ないけれど日本や世界のある地域で食べられるあの生き物まで紹介する」という。「必見」というスタッフによる実食レポートは「解説を読むことで食感や味の想像も膨らむ」といい、「食の香り」を楽しむ体験型展示も登場する。
3月25日・26日には、「地球を愛し、探求するレストラン『ANTCICADA(アントシカダ)』」とのコラボによる「出張コオロギラーメン」が出店する。
サンシャイン水族館特別展担当の平井愛美さんは、「『食』という誰にとっても馴染み深いことを通して、生き物の凄さや面白さを楽しんでもらえる展示になっている。ぜひ足を運んでもらえれば」とアピールする。
営業時間は10時~18時(3月19日からは9時30分~21時)。料金は、通常入場券=900円(前売り券=800円)。昆虫食付き入場券は1,100円。7月10日まで。