見る・遊ぶ

サンシャイン水族館でケープペンギンの赤ちゃん 3年ぶりに誕生

2月21日に誕生したケープペンギンの赤ちゃん

2月21日に誕生したケープペンギンの赤ちゃん

  • 27

  •  

 池袋のサンシャイン水族館(豊島区東池袋3)で2月21日、ケープペンギンの赤ちゃんが誕生した。発表は3月3日。

親の足元で過ごす様子

[広告]

 同館が飼育するケープペンギンの赤ピンク(21歳・メス)と、同館生まれの緑ライム(11歳・オス)から誕生。同水族館でケープペンギンが誕生したのは3年ぶりで、このペアからのふ化は今回が初めてだという。

 赤ちゃんは現在、屋外エリア・マリンガーデンの「天空のペンギン」水槽のバックヤードにある巣穴で成長しており、5月ごろに「天空のペンギン」水槽でデビュー予定だという。

 ケープペンギンのヒナは小さな体ながら大きな声で親に餌をねだり、日に日に大きく成長する。1週間ほどで少しずつ目が開き始め、生後30日もすると体重は1キロを超える。生後60日ごろに綿羽が抜け始め、親とほとんど変わらない大きな体に成長し、頭から背中にかけてが灰色になり亜成鳥と呼ばれる状態になる。亜成鳥には、ケープペンギンの特徴である顔や胸の白黒模様が見られない。

 同館は、両親が初めての子育てに奮闘する様子や、巣穴からひょっこりと顔を出す赤ちゃんの姿を、水族館公式SNSなどで発信していくという。

 サンシャイン水族館ペンギン担当飼育スタッフの與倉陵太さんは「赤ピンクと緑ライムのペアの卵は、誕生にまで至らないことが続く中でも諦めずに飼育スタッフがサポートした結果、今回、晴れてヒナが誕生した。まだまだ丁寧な飼育と観察が必要な状況だが、すくすく育っていくように温かく見守ってもらえれば」と話す。

 同水族館の営業時間は10時~18時(3月18日からは9時30分~21時)。入場料は、大人(高校生以上)=2,400円(3月18日から2,600円)、子ども(小・中学生)=1,200円(同1,300円)ほか。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース