池袋のシアターグリーン(豊島区南池袋2、TEL 03-3983-0644)で9月27日より、「全国シニア演劇大会2011」が開催される。
北海道から宮崎まで全国16劇団、約250人のシニアが参加する同大会。日頃の成果の発表やシニア劇団同士の交流、シニア演劇での新しい表現の創出を目的とする。開催は今回が初めて。
笑いのある舞台を特徴とた劇団「笑劇」(青森県)や、「いぶし銀パワー」が特徴の劇団「のべおか笑銀座」(宮崎県)、被災地から参加する「福祉劇団鶴亀」(宮城県)、オリジナルのミュージカルを演じるシニアミュージカルネットワーク「中高年ミュージカル発起塾」(全国)、年齢にとらわれないオリジナル作品で動物や高校生の役など幅広い表現を目指す「かんじゅく座」(東京都)、88歳の看板女優を擁し方言まじりのユニークな芝居が好評の「劇団ババーズ」(福井県)などが参加する。
「さまざまな地方から集まったシニア劇団なので、地域色が出ているのが本大会の面白さ。いろいろジャンルが違うのも見どころ」と大会を企画した俳優の鯨エマさん。1回目ということで運営の仕方や協賛企業集め、スポンサーの公募など試行錯誤しながら開催にこぎ着けた。「2回目の開催はまだ予定していないが、今回の大会を成功させて今後につなげていければ」とも。
4作品を見ると地方特産品を進呈し、全16 作品制覇で全劇団からのプレゼントボックスを用意する。
入場料金は1公演1,200円。10月2日まで。上演スケジュールなどはホームページで確認できる。