東武百貨店池袋本店(豊島区西池袋1)が9月1日、「東武のおせち」の予約受け付けを始める。
同店によると、同店の「おせち」商品の売り上げは、2021年度は前年比119%、2022年度が前年比105%と年々需要が高まっているという。今回は、大人数で集まって楽しむ傾向が強まると予想し、「家族、友人とみんなで集い・楽しむ」をテーマに、3~5人前の「大人数向けおせち」を前年の約1割拡大する。
同店では、2022年度はオンライン売り上げが前年比112%と伸びたことから、さらに需要が増えると見込み、オンライン商品を約2割拡大。子どもや若い世代も楽しめ、年始の集いが盛り上がるようにと企画した「ニュースタイルおせち」や、店で新春特別コースを味わえる体験型チケットなども販売する。
「大人数向けおせち」は、「とちぎ霧降高原牛」のローストビーフや「日光虹鱒(ニジマス)」のソテーなどを入れた日光金谷ホテルの「和洋二段重」(2万9,880円)、A5ランク霜降りローストビーフなどの食材で作る和食鉄板店「銀座朔月」の「和風二段重」(5万5,000円)、宮城県の「笹かま」、愛媛県の「じゃこ天」など47都道府県の名産品や郷土料理を入れた「『日本の味めぐり~47都道府県~』和風三段重」(3万240円)などを用意する。
「ニュースタイルおせち」は、マンガに出てくるような肉「マンガ肉」を入れた7500カロリー以上の「ギルティオードブルおせち一段」(3万5,100円)、9種の肉を食べ比べできる「肉オードブルおせち一段」(1万9,980円)、ベーカリーオードブルおせち、フィンガーフードを詰め合わせたおせち、お笑い芸人・ロバート馬場さんが監修したおせちも用意する。
今年7月に運行を始めた東武鉄道の新型特急「スペーシアX」とコラボした東武限定おせちは、6段の重を「スペーシアX」車両に見立てた「『スペーシアX6両編成おせち』和洋六段重」(2万5,380円)、スペーシアXをモチーフにした重を使った「『スペーシアX型おせち』和洋六段重」(2万5,920円)を用意する。
店で新春特別コースを味わえる体験型チケットは、銀座朔月の「祝膳 特別おまかせコース」(2万2,000円)、京懐石料理店「日本橋 OIKAWA(オイカワ)」の「新春 個室限定コース」(2万166円)、会席料理店「乃木坂しん」の「新春会席コース(ワンドリンク付)」(5万円)を用意する。
予約受け付けは、オンラインは9月1日10時から、店頭では9月14日から始める。