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古代オリエント博物館で特別展「おまもりとハンコとコイン」

ハヤブサ頭のスカラボイド

ハヤブサ頭のスカラボイド

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 秋の特別展「おまもりとハンコとコイン-古代オリエントの偉大なる小さきものたち-」が9月23日、「古代オリエント博物館」(豊島区東池袋3)で始まる。

展示するコイン

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 同館所蔵の、古代エジプトのおまもり(スカラベや護符)、メソポタミアのハンコ(円筒印章やスタンプ印章)、古代オリエントに生まれ東西にまたがって流通したというコインなど、約300点を展示する同イベント。

 9月23日・30日、10月9日・14日・28日、11月5日・12日・18日は研究員による「特別展ギャラリートーク」、11月1日・12日は「視覚障害者の方のための展示解説ツアー」を開催する。

 10月1日~31日は、愛知県の印章メーカー「シヤチハタ」とのコラボ企画で、同展のおまもり、ハンコ、コインの図柄や、同館オリジナルのイラストの中から好きなデザインのハンコを作ることができるイベントを行う。

 10月21日は、同展覧会主担当者の田澤恵子さん、副担当者の津村眞輝子さんによる講演会「エジプトのスカラベとおまもり・ペルシアのコインとハンコ」を行う。

 オンライン講座では、10月18日から配信開始の「ハンコの話」、11月15日から「パルミラのテッセラ 小さな粘土片は宴会の招待状?」を予定する。

 ワークショップは10月8日、大人向け「制作体験教室 古代の焼き物『ファイアンス』の世界を探る」、子ども向け「ファイアンスのひみつ」を行う。

 特別展主担当者の田澤恵子さんは「展示作品で私の『推しスカラベ』は、背面が本来のスカラベではなく、他の動物や人間の頭部になっているスカラボイド。ハヤブサの頭があしらわれている。紀元前664年~紀元前332年に作られたデザインであることが分かっている。会場には初展示のスカラベもある」と話す。

 開館時間は10時~17時(入館は16時30分まで)。入館料は、一般=700円、大学・高校生=600円、中学・小学生=300円。11月19日まで。

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