「豊島区民駅伝大会」開催へ-5人1組で皇居5周、区内在住・在勤者募集

スタート地点となる桜田門

スタート地点となる桜田門

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 皇居周りを走る「第59回豊島区民駅伝大会」が12月11日、開催される。区内の在住・在勤・在学者を対象に5人1組のチームを募集し、皇居1周(5キロ)を1区間としチームで5周を走る同大会。主催は豊島区体育協会、豊島区中学体育連盟、豊島区。大会管理は豊島区陸上競技会。

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 一般男子、一般女子、壮年男子、混成、中学生男子、中学生女子の6部門で行われる同大会。1回目の開催は1952(昭和27)年で、当初は池袋、巣鴨、大塚と区内のコースを走り、都電を止めるなどして開催していたという。「豊島区の発展と共に交通事情が複雑になり、現在では皇居で開催をしている」と豊島区陸上競技会の池亀さん。

 大会に50年以上携わってきた池亀さん。「昔は池袋や目白の多くの企業や消防署、警察、デパートなどのチームが参加して盛り上がっていたいたが、企業が埼玉に移ってしまったり、コースが皇居になって地域色が薄れてしまった結果、昔ほどの盛り上がりがなくなってしまった」と話す。

 最近では、一般30チーム、中学生10チームほどが参加しているという。「最近のランニングブームにより、一般のマラソン大会は盛り上がっている。駅伝大会の存在が知られることで、こちらも参加者が増え盛り上がればうれしい」と池亀さん。

 1位~3位のチーム、各区間の最高タイムを記録した選手には賞状と賞品を用意する。

 参加費は、1チーム=2,500円、中学生=2,000円。申し込み方法などはホームページで確認できる。申し込み期限は11月25日。

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