池袋西口エリアに1月10日、油そば専門店「武蔵野アブラ學会」(豊島区南池袋3、TEL 03-6907-1538)がオープンした。経営は油そば普及活動が事業内容のギガデイン(板橋区)。
数種類のしょうゆをブレンドし、大量の肉や野菜と共に煮込み、さらに魚介などの旨味を加えた「特製のたれ」と、「アルデンテのパスタの食感、讃岐うどんのようなもっちり感」を出したいという「特性極太麺」が特徴の油ソバ専門店。早稲田と神田の店舗に続き3店舗目。
「以前経営していた担々麺屋で、普通のまかないに飽きて油そばを作ってみたのが出店の最初のきっかけ」と同社社長の木村さん。油そばの発祥の地といわれる武蔵野地方の大学在学中、油そばは日常的な食文化の一部だったという。「早稲田店で学生から強烈な支持をいただいているので、池袋店近くの立教大生の需要があるのではと思い出店した」と出店の理由を話す。
店舗面積は5坪、席数は11席。油そばメニューは、乳化しょうゆタレをベースとした「武蔵野アブラそば」(600円)、背脂ニンニクが利いたこってり系「特濃アブラそば」(700円)、油そばには自家製ラー油や酢などの味のアクセント、最後に入れるスープも用意する。
麺は、普通盛り=180グラム、大盛り=240グラム(無料)、ダブル盛り=420グラム(200円)。肉・野菜・麺のダブル盛り「ダブダブダブ特濃油ソバ」(1,300円)も用意する。
サイドメニューは「ミニチャーシュー丼」(280円)、「食べラー温玉ごはん」「明太子ごはん」(以上240円)、「豚なんこつ」(180円)など。
「感動する味ではないです。でも不思議成分が入っていて必ずリピーターになり、週に一度は足を運んでしまうようになる。日に2度いらっしゃるお客さまも」と木村さん。今後の店舗展開については、「お金があれば拡大していきたい」と話す。
営業時間は11時~22時。