東池袋に「中国西北家庭料理 沙漠之月」(豊島区東池袋2、TEL 080-6634-9898)がオープンして2カ月がたった。四川料理をベースに黒酢などを使った辛さとすっぱさが特徴の甘粛省、西安、敦煌などの家庭料理を提供する。
店主の英英(インイン)さんは中国甘粛省出身で、以前は旅行誌「地球の歩き方」のチベット自治区、甘粛省、寧夏回族自治区、新疆ウイグル自治区などの西安・シルクロード地域のライターや、日本に住む傍ら旅行シーズン限定で、敦煌で日本人向けカフェ「YINGYING CAFE(インインカフェ)」を6年間営業していた。
店舗面積は約20平方メートル。席数はカウンターのみで5席。メニューは中華前菜(300円~)、炒め物(400円~)、その場で皮を伸ばして包むエビ入りの「水餃子・焼餃子」(6個=400円)、3人前からで事前予約が必要な「蘭州牛肉ラーメン」(1人前=600円)、「麻婆豆腐」「エビチリ」、20種類のスパイスで煮込んだ「豚角煮+玉子」(以上500円)など。
アルコールは紹興酒・陳8年(半合=450円)、日本酒(半合=500円~)、青島ビール(500円)など。
「メニューの数は多くないが、中国西北地方の家庭で普通に食べている本場の家庭料理を提供している。ぜひ一度召し上がっていただければ」と英英さん。
営業時間は18時30分~23時。日曜・祝日定休。