池袋のカフェギャラリー「atelier BEMSTAR(アトリエ ベムスター)」(豊島区池袋4)の定休日(火曜)を利用して営業しているカフェ「togomamaカフェ」で10月30日、バンドマンによる特撮好きのためのイベント「togomamaカフェで、バンドマン特撮会」が行われる。
展示会・ライブなどのプロデューサーやブロガーであるtogomamaさんと、バンド「太平洋不知火(しらぬい)楽団」のベーシスト・大内ライダーさんが中心となり、毎月第5火曜に、同イベントを開催。
「ウルトラマンだったらゾフィー、仮面ライダーだったらスーパー1、戦隊だったらジュウレンジャー」という大内さん。有楽町ロフトで行われたイベント「怪獣絵師開田裕治とウルトラの世界展」ではウルトラマン・セブン全話の解説パネル執筆を担当するなど、「特撮マニア」として知られている。
「長年音楽活動を続ける中で、他人には理解されないマイノリティーな趣味を持っている人と多く出会った。その人たちが持っている必要以上の熱さと愛を、音楽とは別の形で晒(さら)し出したら面白いのではと思い企画した」と大内さん。ウルトラマンシリーズに出てくる「宇宙大怪獣 ベムスター」の名前が付いた開催場所ということで、「アトリエベムスターで、ベムスターコーヒーを飲みつつ、怪獣ベムスターの活躍を見ながら、ベムスターについて語る」とテーマを設定している。
大内さんは、往年の特撮ソングをカバーするバンド「科楽特奏隊」を最近結成しており、今回はそのメンバーを中心に開催。「オワリカラ」のタカハシヒョウリさん、「The Future Ratio」のボーカルで、怪獣CMの音楽提供もしているRatsoNさんなどが参加。前回の開催では特撮関係者の飛び入り参加もあり、今回も特別ゲストが来るかもしれないという。
「大人になって音楽というフィールドで活躍しながらも、その愛を失うことなく胸に秘めここまで生きてきた者の姿を見ていただけたら」と大内さん。「特撮マニアが本気で繰り広げる熱すぎる奇妙奇天烈(きてれつ)な話を眺めるだけでも面白いと思うので、特撮に全く興味がない方にもぜひ『怖いもの見たさ』でご来場いただきたい」
開場は18時30分、19時開始。入場料は1,000円で1ドリンクの注文が必要。