巣鴨で怪談落語会「やみ鍋の会 怪談まつり」-「怖いけど笑える落語」披露

怪談の落語を披露する古今亭菊志んさん

怪談の落語を披露する古今亭菊志んさん

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 巣鴨・庚申(こうしん)塚のカフェバー&レンタルスタジオ「スタジオフォー」(豊島区巣鴨4、TEL 03-3918-5944)で7月27日、怪談落語イベント「やみ鍋の会 怪談まつり」が開催される。

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 月亭方正(山崎邦正)さんを中心とした東西若手噺(はなし)家による落語会「やみ鍋の会」の特別版として怪談の落語を披露する同イベント。当日は怪談の落語を披露する夜の部のほか、普通の落語を披露する昼の部も開く。

 「やみ鍋の会」は落語協会、円楽一門会、立川流、上方落語協会と、いろいろな会派や協会のメンバーが垣根なく在籍し、前座も真打ちも関係なく登場順番をあみだくじで決めることから「鍋のようにごちゃ混ぜ」「何が出てくるかわからない」のが特徴。名前は笑福亭鶴瓶さんが命名したという。

 夜の部では、古今亭菊志んさんが「へっつい幽霊」を、柳家小太郎さんが「お菊の皿」を披露予定で、鈴々舎八ゑ馬さんも怪談の落語を披露するかもしれないという。会場では、暗い照明とスポットライトの中、噺家の顔の濃淡・明暗を浮かび上がらせて怪談の雰囲気を演出する。

 「怪談と言うと稲川純二さんのガチで怖い話というイメージがあるが、落語の怪談は怖い中にも、庶民の欲やバカっぽさが見え隠れしてプッと笑える噺も多い」と、やみ鍋の会プロデューサーの宮内見さん。

 イベント終了後には噺家を交えた納涼飲み会を予定。「夏の暑さをひんやりさせる『やみ鍋の会怪談まつり』。会場の雰囲気はちょっと怖いが内容は笑える。そんなギャップを楽しんでいただければ」とも。

 開演19時を予定。予約券=2,000円、当日券(昼夜別)=2,500円、昼夜通し券=3,500円。納涼飲み会は別途2,000円。予約方法などはホームページで確認できる。

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