サンシャイン水族館(豊島区東池袋3)の特別展示会場で現在、「金魚絵師・深堀隆介×サンシャイン水族館 アートと生き物の金魚展」が開催されている。
夏の風物詩「金魚」をテーマに、水族館ならではの「生き物」の視点と、金魚絵師・深堀隆介さんの「アート」の世界観を掛け合わせた特別展。金魚やフナなどを用いて「白の間」「黒の間」「赤の間」「金魚の展示」の4つのエリアで構成されている。
「白の間」では金魚が放たれた大きな池の中に、深堀さんの作品「雫」が融合した「生き物」と「アート」のコラボ作品を展示するほか、「黒の間」では夜をイメージした黒い空間となっている会場の中に金魚が浮かび上がる展示、「赤の間」では金魚の原種であるフナの水槽や、金魚の体内を通り未来へ受け継がれていく様を表現した展示、「金魚の展示」では目が上向きについている金魚「チョウテンガン」や、巨大金魚「ジャンボオランダシシガシラ」を展示している。
水族館内「カナロア カフェ」では金魚をモチーフにしたメニューを展開し、ショップ「アクアポケット」では金魚グッズの販売コーナーを設けている。
広報担当者は「きれいな金魚とアートを楽しみながら、金魚の歴史や人間との関わり合いについて少し考えてみませんか」と来場を呼び掛ける。
開場時間は10時~21時(今月10日~18日は9時~、入場は閉場30分前まで)。水族館・展望台・プラネタリウム「満天」・博物館・展示ホールイベント(有料)をいずれかの利用者のみ入場料300円。同イベントのみの入場不可。25日まで。