大塚で期間限定店として開いていたビーフカレー専門店「ICHIGOU(イチゴウ)カレー」(豊島区南大塚2、TEL 03-6304-1861)が常設店として営業を継続している。
「(都内は)エリアによって売れる、売れないがはっきり分かれる」(店主の正木一行さん)と考え、出店を今年1月から2月末までと予定していた同店。予想より人気が高かったため、3月以降も引き続き営業している。利用客は会社員が多く、平日12時~13時は満席になるという。
メニューは限定店だったころと同じ。牛肉の形がなくなるまで約12時間煮込んだカレールーをかけたボリュームのあるカレーライス(ライス300グラム、ルー200グラム)をさまざまなトッピングで5種類(620円~)用意する。
男性客に人気のメニューは揚げたてのとんかつをのせた「4号カレー」(830円)と、全てのトッピングをのせ総重量800グラム以上の「5号カレー」(1,030円)。とんかつに使う豚の「お尻部分」の肉は、「多少硬さはあるが、カツに豚自体の味が出る」という。
女性客にはすきやき風に味付けた牛肉、臭みを抜いたネギをのせた「3号カレー」(830円)が人気。食べきれない人も多いため、全てのメニューに「小盛り」を用意する。ライスを100グラム減らす代わりに黒ウーロン茶・生卵・辛さのトッピングのいずれかを注文できる。
「近隣の方々にだいぶ食べてもらっているが、(ルー自体やネギのトッピングなど)今までにないような新しいカレーと感じていただいている」と正木さん。毎月15日・25日を「イチゴウの日」として、当日だけのメニューを予定。内容は毎回異なるが、「最初は1号カレー(トッピングなし)を安く提供して、まず一度食べていただきたい」と話す。
営業時間は11時~22時。