提供:WeWork|取材・文:奥野大児|撮影:塩川雄也|編集:有限会社ノオト
新型コロナウィルス感染症による緊急事態宣言の発令をきっかけに、多くの企業でリモートワークや新しい出社ルールの導入が広まっています。
従業員がオフィスに集まって仕事をすることが当たり前ではなくなると、どのような環境なら効率よく快適に働くことができるのかという課題が出てきます。新型コロナウィルス感染症が収束していない現在、事業計画や人員配置を見直す企業もあるでしょう。
こうした時世にあって、フレキシブルオフィスを提供する「WeWork(ウィーワーク)」は精力的に拠点を開設しています。2020年8月3日には、池袋駅東口から徒歩4分の大型複合商業施設・Hareza池袋18~22階に新たな拠点をオープンしました。
オープンしたばかりの「WeWork Hareza 池袋」はどのような場所なのでしょうか? 新しい仕事場の形を探るべく、同施設を訪れました。
米国発の「WeWork」は会員登録制のフレキシブルオフィスで、2020年6月時点で38カ国840拠点以上を展開。国内では東京・横浜・名古屋・大阪・神戸・福岡に36拠点を擁しています。
個人事業主から中小企業、そして大企業まで、1カ月単位でオフィススペースを借りられるのが WeWork の特徴です。10月29日にスタートした新プラン「All Access(オールアクセス)」は、一人あたり月額3万9,000円(税抜)。全国 6 都市 33 拠点の共用エリアや集中席を自由に利用できます。
オプションとして、固定席や数人~数百人規模の専用オフィス(個室)も用意しています。利用する個室の規模やエリアの希望相談にも柔軟に対応するため、急な増員や部署の切り分けがある場合もオフィススペースに悩む必要がありません。
また、共用エリアにはイベントや交流会を企画・運営するコミュニティチームが常駐し、会員同士のコミュニケーションをサポート。ハード・ソフトの両面で、会員にとって魅力的なサービスを提供しています。
池袋駅はJR・東京メトロ・西武鉄道・東武鉄道が乗り入れ、2019年度は1日268万人が利用していたターミナルステーションです。埼玉方面から見た東京の玄関口といわれています。
「WeWork Hareza 池袋」は、池袋駅東口から徒歩4分の複合商業施設エリア「Hareza池袋」にあります。オフィス棟となる33階建ての高層ビル「Hareza Tower」の18階から22階までが WeWork 専用のフロアです。5フロアに2,131デスクというキャパシティは国内でも屈指の規模で、1人で利用できる自由席から、数百名が入居できる専用オフィスまで、さまざまなスペースを準備しています。
Hareza池袋は日常とは異なる「ハレ」の場として名付けられ、2019年にオープンした劇場「東京建物 Brillia HALL」やとしま区民センターの多目的ホール、飲食店を併設しています。 WeWork Hareza 池袋が入るHareza Towerは2020年5月に竣工しました。158メートルという高さで、これからの池袋を象徴するランドマークにふさわしい存在感です。
Hareza池袋のあるエリアは池袋東口の繁華街の中心です。周辺には池袋駅前郵便局や三菱UFJ銀行、みずほ銀行、多数のコンビニエンスストアがあり、徒歩10~15分で豊島区役所や豊島地方合同庁舎(東京法務局 豊島出張所)にアクセスできるなど、ビジネス面でとても都合のよい立地ではないでしょうか。
オフィス棟の入り口からスカイロビーを経由してエレベーターを乗り継ぎ、共用エリアのある20階で降りると、 WeWork Hareza 池袋の入り口はすぐそこに。受付を済ませ、中に入ってみましょう。
受付には大きな「ENJOY! HAREZA」の文字が。このエントランスメッセージは、季節やイベントに応じて変わるそうです。
共用エリアは座席間のゆとりがあり、落ち着きを感じられます。ソファ席はリラックスしながらの仕事やオープンな打ち合わせに、テーブル席は集中したい作業やミーティングに適しているでしょう。
和のテイストを取り入れた掘りごたつ席は人気スポット。窓からは池袋周辺を一望できます。
ドリンクカウンターでは、コーヒーやお茶などのソフトドリンクのほか、ビール2種類が飲み放題! 同じフロアには、スナックや軽食を購入できるスペースも備えます。
ドリンクバーでは、大阪・西区のコーヒー&ワイン専門店「タカムラ ワイン&コーヒーロースターズ」のコーヒーを提供しています。これはほかの WeWork にはないオリジナルのセレクト。コーヒー豆の焙煎技術を競う世界大会の国内選考会で準優勝を果たした、本格的なコーヒーを楽しめます。
コミュニティチームがHazera池袋付近のランチマップを作っていました。みんなの口コミが集まり、魅力的なローカルスポットを楽しめるのも、 WeWork をビジネスの拠点として利用する一つの醍醐味です。
必要に応じて契約できる個室は、数人の小部屋から数百人規模のスペースを用意しています。
こちらのフロアも大規模な個室のひとつ。「用意する個室の8割以上が20人以上のプライベートオフィスとなっています」と教えてくれたのは、コミュニティチームの担当者。ベンチャー企業の本社、あるいは大企業の一部門やプロジェクトチームによる利用を想定しています。
100席以上の専用オフィスでは、スペース内にドリンクカウンターや打ち合わせスペースを設置しています。もちろん、レイアウトは自由に変更OK。写真のような受付風のスペースを設けることも可能です。
なお、すべてのゲストはまず WeWork のフロントデスク(受付)を経由する必要があり、オフィスへ直接アクセスすることはできません。とはいえ、「自社スペース内に受付のような場所を設けて来客対応をスムーズにしたい」といったニーズがあり、こうした設備を WeWork グループで初めて設けることになりました。
こちらはオフィスに併設されたミーティングエリア。窓が大きく、実際のスペース以上の開放感があります。ビルの高層階の WeWork はほかにもありますが、周囲を見下ろせる WeWork Hareza池袋 の見晴らしの良さは別格でしょう。
このほか、予約制の会議室やアイデアルームも用意しています。固定席や個室を借りていない会員も利用でき、打ち合わせやテレビ会議、小規模セミナーの開催にも便利です。
廊下に並んでいたのは、誰でも利用できるフォンブース。テーブルに奥行きがあり、テレビ会議や集中作業が捗りそうです。
WeWork は池袋エリアにもう1拠点( WeWork メトロポリタンプラザビル )あり、ゲーム会社やアニメの制作会社といった、池袋のカルチャーを感じる企業などが入居しています。
今後は、両拠点共通のツアーイベントや入居者インタビューを計画しているそうです。「両拠点で合同イベントを開催してエリア内のコミュニティを作り、会員同士の出会いや協業の可能性が高まることを期待しています」(コミュニティチーム担当者)
このように、ソーシャルディスタンスを確保したすべての拠点で、 WeWork は新型コロナウィルス感染症の対策を講じています。手の消毒・マスク着用を励行し、密にならないような座席配置を心がけています。
実際に WeWork を試してみたいという方を対象に、「WeWork Hareza 池袋」と「WeWork メトロポリタンプラザビル」の無料体験を受け付けています。個人・法人の利用に関わらず、お気軽にお申し込みください。
会社の事業規模や人数増減といった将来への変化が読みにくい昨今。オフィスのあり方を見直す始めの一歩として、新しい「WeWork Hareza 池袋」を体験してみませんか?