
東池袋のラーメン店「カラシビ味噌(みそ)らー麺 鬼金棒(きかんぼう)」池袋店で2月1日~28日まで、1日限定20食で「カラシビトマトチーズ混ぜそば」(850円)を販売している。
東京・神田にある「カラシビ味噌らー麺 鬼金棒」「カラシビ味噌つけ麺 鬼金棒」に続く3店目として、2014年7月にオープンした同店。味噌スープをベースに唐辛子の「辛さ」と、サンショウの「シビレ」を自由にカスタマイズすることができることが特徴。
「カラシビトマトチーズ混ぜそば」は、ギネス認定の最も辛い唐辛子「キャロライナリーパー」を用いたデスソース「リーパースリングブレード」で仕上げる。来店者自身で辛さを調節できるよう、ソースは瓶ごと提供する。
メニュー開発は、日本国内では入手が困難な世界中の激辛香辛料の通信販売を行う「激辛スパイス本舗」が協力。女性をターゲットにイタリアンをイメージ。自家製トマトソースやクルトン、オリーブ、サラミなどのトッピングに、独自のバジルとサンショウのソースを加え、もちもちとした太麺と絡ませることで、さまざまな食感を楽しみながら味わうことができるという。
「予想外に女性客が増える中で、もっと女性の方にラーメンを楽しんでもらいたい思いから考案した」と話すのは、実は辛いものが苦手という店長の藤田圭亮さん。同店は系列店でありながら、スープや食材の選択は店長に一任。そのため、藤田さんは池袋店の独自性を常に追求しているという。
これまでも「鬼もやし」(300円)や「鬼肉増し」(750円)などの追加トッピングを大量に載せる「鬼」トッピングや、期間ごとにトッピングが変わるサイドメニュー「限定飯」(200円)などを考案してきた。
「和太鼓のBGMを流し、鬼の面を飾るなど、空間作りにもこだわった。寒い日が続いているので、目と舌で楽しんでもらい、ぜひ温まって帰ってほしい。今回の試みを糧に、今後もメニュー開発などに力を入れ、近隣地域のラーメン事情を盛り上げていければ」と藤田さん。
営業時間は11時~22時。