東池袋に8月5日、その場で揚げるコッペパンにソフトクリームやフルーツなどを挟み込んだドッグを販売する「アイス番長ドッグ」(豊島区東池袋1)がオープンした。
番長スタイルの衣装とキャラクターの浜みつおさんが店主の同店。「バニラミルク」「黒みつきな粉」「アップルシナモン」「チョコバナナ」「マンゴーいちご」などのメニューを用意しており、さまざまなトッピングを盛ることで自分だけのオリジナルを作ることも可能。
以前には、原宿で番長スタイルのアイスドッグ店や「番長CAFE」を営業しており、「原宿っ子たちが集まる店だった」と浜さん。原宿の店が閉店し、東京でアイスドッグが食べられる店が無くなり、「また番長さんが作るアイスドッグを食べたい」という声に応え、「ワシは立ち上がった」と開店の理由について浜さんは話す。
店頭には番長以外にも、「スケ番」の店員が立つことも。番長スタイルを始めた理由について浜さんは「男性だけど中性的な顔がウケるこの時代、男臭さが支持される時代を取り戻すためアイスドッグという食べ物を駆使しアイス番長と名乗った。スケ番とはそんな時代遅れのバンカラ番長をサポートする番長Girl'sです」と話す。希望者は、長ラン・セーラー服に袖を通すこともできるという。
人気メニューは、パン生地にたっぷり塗ったチョコが、冷たいソフトクリームに反応してパリパリになる「固まるチョコ アイス番長ドッグ」(430円)。そのほか、「バニラミルク」「チョコ」(以上400円)、「固まるストロベリー」「固まる抹茶」(以上430円)、「黒みつきな粉」「アップルシナモン」「チョコバナナ」(以上480円)や、「抹茶白玉いちごアイス番長ドッグ」などの季節のメニューも用意する。
「池袋の新名所となり得るよう、池袋ではまったく無名なアイス番長ドッグを一から有名にする戦いを挑む。道が成就したなら遠回しな形になるが、原宿に凱旋(がいせん)しアイス番長ドッグを復活させたい」とも。
営業時間は11時~21時。