池袋・ミステリー文学資料館で「山田風太郎再臨展」-没後10年で開催

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 池袋西口エリアにある光文社ビル(豊島区池袋3)1階にあるミステリー文学資料館(TEL 03-3986-3024)で現在、「没後10年 山田風太郎再臨展」が開催されている。

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 1999年にオープンした同館。戦前・戦後の珍しい探偵雑誌、推理雑誌、探偵小説の初版本、戦後作家の生原稿、シナリオ、書簡などを所蔵している。

 山田風太郎(1922-2001)は伝奇小説、推理小説、時代小説などで知られる戦後日本を代表する小説家。「甲賀忍法帖」などに代表される「忍法帖シリーズ」は忍法帖ブームを引き起こし、近年は「バジリスク~甲賀忍法帖~」(講談社)など多く漫画化され新たなファンも増えている。同展では妻や山田風太郎記念館(兵庫県養父市)による新発見資料などと共に山田風太郎の魅力を紹介する。

 展示内容は、パネル写真、主要著書、母手作りの幼児期の衣料、旧制中学時代に友人の教科書に描いた時代物の落書き、医学生時代の解剖図、三島由紀夫の割腹自殺に触れた友人宛てのはがき、自筆原稿など。

 開館時間は9時30分~16時30分(入館は16時まで)。休館日は日曜・月曜・祝日と12月27日~1月5日。入館料は300円(会員登録が必要)。2月18日まで。

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