![「成都草堂 麻辣工房」のスタッフ。左から劉さん、店長の妻の王さん、店長の馬さん、耿さん。](https://images.keizai.biz/ikebukuro_keizai/headline/1324466849_photo.jpg)
池袋北口エリアに12月9日、四川料理店「成都草堂 麻辣工房」(豊島区池袋2、TEL 03-5396-0678)がオープンした。
店舗面積は50平方メートル。席数は46席。店内には中国から持ち込んだインテリアを置き、本場の雰囲気を演出する。「本場四川の味を提供する」という同店。麻辣(麻=中国さんしょう、辣=唐辛子)を多く使った「辛い」料理を提供する。
店長の馬さんは四川で22年間、シェフとして働き、1年前に来日。店長の妻の王さんは上海出身で、同店で提供する小龍包(ショウロンポウ)は「本場上海の味を再現している」という。
ランチは周辺で働く日本人のサラリーマンの客が多いが、中華街に近いため夜は中国人客が多い。「6割ぐらいが中国人、4割ぐらいが日本人のお客さま」と同店スタッフの劉さん。「本場の四川の味を紹介するために、中国の人が日本人の友達を連れてくることもある」とも。
メニューは豚の血で作った豆腐が入り滋養強壮にいいという「豚血五目煮 (毛血旺)」(2,180円)、「小龍包」(3個=450円)、「もち米とスペアリブ蒸し」(1,380円)、コイが丸々入った「コイの四川風煮込み(水煮魚)」(2,280円)、「鴨頭の特製風味」(980円)、「担々麺」(880円)、「豚足串焼き」(680円)、「自家製辛子と魚頭蒸し麺付き」(1,980円)など。
日本人には「玉子の糖衣」(990円)や「蜀香春雨酸辛あえ」(780円)などが人気だという。激辛麻辣スープと白湯の「四川しゃぶしゃぶ」のコース(2,980円~)も用意。
ランチは「マーボー豆腐定食」(690円)、「四川チャーハン定食」(800円)、「野菜タンメン定食」「成都焼きそば」(以上780円)など22品を提供する。
「日本人はあまり本場の四川料理を知らない。辛いがうまさがある四川の味を知ってもらいたいたいので、日本人のお客さまにもっと来てほしい」と劉さん。
営業時間は11時~翌4時。