「トキワ荘通り」として親しまれている目白通り二又商店会・南長崎ニコニコ商店街(豊島区南長崎3)は4月20日、トークショー「昭和30年代・トキワ荘のあった街」を行う。
トキワ荘跡地近くの南長崎花咲公園に設置された記念碑「トキワ荘のヒーローたち」完成4周年記念イベントの第1弾として「区民ひろば富士見台」(南長崎1)で開催。同商店街は、漫画家・手塚治虫さんらが住んだアパート「トキワ荘」の跡地や、現存する赤塚不二夫さんらが住んだとして知られるアパート「紫雲荘」があることで知られている。
トークショーでは、トキワ荘の漫画家・水野英子さん、よこたとくおさんと、漫画雑誌「少女クラブ」で担当編集者だった丸山昭さんをゲストに、昭和30年代のトキワ荘のあった街・椎名町についてトークを展開する。
「少女クラブ」編集長として漫画家を育てた丸山さんは、水野さんをトキワ荘に招き入れた当事者。赤塚さん、石ノ森章太郎さん、今回のゲストよこたさんなど、トキワ荘の漫画家たちが椎名町で少女漫画を描きながら成長していった当時の様子についても話すという。
赤塚さん作の「ひみつのアッコちゃん」デビューの地であるアパート・鈴木園の話や、15年前に丸山さんが椎名町を歩きながら当時を語っている動画も公開。イベントに登場する漫画家のサイン本即売会も予定する。
開催時間は15時~17時。参加無料。申し込み不要。