オリジナルTシャツブランド「TERAMAN★ROCKET(テラマンロケット)」は新シリーズ「勝手にご当地Tシャツ」を企画、5月から第1弾の雑司が谷エリアシリーズを売り出している。
子どもが着てもかわいいという「ディープ池袋雑司が谷」Tシャツ(黒)
同ブランドは「仲田天使。」さんがデザイン・運営。第1弾「ご当地」には、自身がよく散策するという雑司が谷を選んだ。「一般的に観光地としての認識が高くはないが、ポテンシャルの高そうなエリアのご当地Tシャツを勝手に作ってしまおうという企画。雑司が谷は企画意図にぴったりな街」と仲田さん。
現在2,200円の半袖から4,200円の長袖まで17種類をそろえる。鬼子母神(きしもじん)のロゴ、「御会式」のうちわ太鼓のリズムをデザイン化したものや、都電荒川線鬼子母神前駅など雑司が谷の街角の写真をグラフィック化してプリントしたものなど。「(その)地域を出ると着るのが恥ずかしいデザインのご当地Tシャツが多いので、『雑司が谷Tシャツ』は普段着として着られるデザインを心掛けた」という。
「(雑司が谷は)池袋には歩いて行けるし、渋谷へも地下鉄で一本。それでいて昭和の風情が残っている本当に心地良い場所。雑司が谷を知っている人が見たときにくすっと笑ってもらえるようなデザインや、雑司が谷を知らない人にも会話の糸口になるようなTシャツを作れたら」と仲田さん。
今後について、「都内には隠れた観光地がたくさん存在していると思うので、おいおい取り上げる街を増やしていきたい。池袋近辺では護国寺、椎名町、早稲田辺りに雑司が谷と同じ匂いを感じる」と話す。リクエストに応じて日本各地のご当地Tシャツ制作を手伝うことも考えているが、「まずは雑司が谷Tシャツの種類を充実させていきたい」という。
「雑司が谷Tシャツのアイデア、こんな言葉や場所をTシャツにしたら面白いなどがあったらぜひ教えてほしい」と仲田さん。採用したアイデアを実際にTシャツにしてプレゼントする企画も考えているという。
Tシャツの注文・アイデアはホームページで受け付けている。