池袋サンシャインシティアルパ地下1階に、ニトリ(札幌市北区)が運営する山手線内初の店舗「ニトリデコホーム池袋サンシャインシティ店」がオープンして1カ月がたった。
これまでロードサイドを中心に、家具やインテリア小物を取り扱う大型店舗を展開していた同社。しかし、近年の女性就労率の増加や自動車保有率の低下から、消費者がより気軽に来店できる店舗形態の必要性を感じ、2011年ごろから新たな店舗形態「デコホーム」を展開してきた。
主に商業施設内などに出店する同形態店舗では大型の家具を取り扱わず、フライパンや食器などのキッチン用品やカーテン、クッション、スリッパなどのホームファッションを主に取り扱う。
池袋を23区内初の出店の場として選んだ理由について、同社広報担当者は「池袋は新宿・渋谷と並ぶ3大副都心の一つであり、その中でもサンシャインシティはアミューズメント施設や種々の施設など、都市生活に必要な多くの機能を兼ね備えた空間を形成している。加えて、近年では『住みたい街ランキング』上位となり、住宅も増加しているため、新たな層のお客さまに来店していただける可能性を感じた」と話す。
「良い物件があれば23区内に限らず、大阪・名古屋などの大都市圏も含め出店を検討していきたい。今後もショッピングセンター内や駅近といった場所に出店することで、よりお客さまに身近な存在となり、手軽に住まいの豊かさを手に入れられる場所を提供する努力を続けていく」とも。
営業時間は10時~20時。