買う 暮らす・働く

西池袋に9月末、外国人観光客向け「泊まれる本屋」 豊島区グローバル化に拍車

導入予定の「本棚に埋め込まれたベッド」のイメージ図 ©SUPPOSE DESIGN OFFICE

導入予定の「本棚に埋め込まれたベッド」のイメージ図 ©SUPPOSE DESIGN OFFICE

  • 0

  •  

 西池袋に9月末、「泊まれる本屋」をコンセプトとしたホステル「BOOK AND BED TOKYO(ブックアンドベッドトウキョウ)」がオープンする。運営は都内を中心にデザイナーズやリノベーション物件などを紹介する「R-STORE」(品川区)。

完成イメージ

[広告]

 本棚と一体となったベッドスペースが特徴の同施設。店舗デザインには谷尻誠さん・吉田愛さん率いる「SUPPOSE DESIGN OFFICE」(広島市)、ブックセレクトには渋谷の書店「SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS」(渋谷区)を迎え、国内外の書籍を充実させ外国人観光客や国内旅行者の利用を目指す。

 データイムには宿泊客以外にもラウンジスペースを開放。書籍の販売は行わない。「SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS」では7月13日~25日、同施設の「本棚に埋め込まれたベッド」の展示を行う。

 池袋西口エリアには多くの外国人観光客が利用する「サクラホテル池袋」(豊島区池袋2)、池袋から西武池袋線で一駅の「椎名町駅」には、世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」内の「トラベラーズ チョイス アワード2015」旅館部門で5位を獲得した「ファミリーイン西向」(長崎2)を有するなど、豊島区は外国人観光客に人気の高い宿泊スポットの一つでもある。同施設のオープンは、豊島区のグローバル化に拍車をかけることになりそうだ。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース