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北池袋に「定食屋まんぞく」 フレンチ出身シェフが調理、地域密着目指す

元寮母でおふくろの味が得意な吉田さん(左)とフレンチ出身のシェフの西谷さん

元寮母でおふくろの味が得意な吉田さん(左)とフレンチ出身のシェフの西谷さん

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 北池袋の池袋本町商店街に「定食屋 まんぞく」(豊島区池袋本町2、TEL 03-6912-7411)がオープンして1カ月が過ぎた。

「サバのみそ煮定食」

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 シャッター商店街化が進む池袋本町商店街を盛り上げたいという思いと、「食事処がない」という地域住民の声に応えて開いた同店。地域に根ざし健康に気遣った定番の定食メニューを提供している。

 経営は、北池袋で介護事業を展開する「まんぞく介護」。シェフは同社・西谷社長の父で、長くホテルでフレンチに携わってきたため洋食が得意。スタッフの吉田さんは寮母の経験があり、おふくろの味が得意だという。

 メニューは、「焼き魚定食」(700円~)、「鶏肉唐揚げ定食」(750円)、「手作りハンバーグステーキ(デミグラス)」(880円)、「サバのみそ煮定食」(800円)、「豚肉しょうゆ生姜焼き定食」(850円)など。ボリュームにこだわり、ご飯は大盛り無料。

 ビール、日本酒、焼酎、ハイボール、サワー、ワインなども用意し、17時以降のアルコール注文客にはおつまみ1品をサービス。宴会・パーティープランも用意する。

 客層が地域の高齢者が多かったことから今後は魚のメニューを充実させていく予定で、低価格帯で昔ながらのナポリタンや野菜のスタミナ炒めなども検討しているという。

 「地域に根ざした店ということで、店を通じて地元にどのような人たちが住んでいるかなど分かってきた。今後は弁当の配食なども考えており、地域に高齢者が多いので介護事業で培ったノウハウを生かしていきたい」と西谷社長。

 「とにかく健康に配慮し、野菜を充実させたメニューを用意している。一人暮らしの人の高齢者や若者、家族連れまで満足していただける定食を提供している。ぜひお越しいただきたい」とも。

 営業時間は11時~15時、17時~20時。土曜・日曜定休。

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